2016/11/26 Sat

企業におけるアクセス解析・UI/UX最適化の重要性

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松島 正博

株式会社サイバーエージェント
インターネット広告事業本部 プロダクト戦略局
マネージャー

2011年、株式会社サイバーエージェントへ入社。 入社後、インターネット事業本部にて、メディア担当(Yahoo!、Facebook、Twitter)、アプリマーケティング、SEM、SEOの業務に従事。金融、保険、人材、不動産、旅行、ゲーム、消費財メーカー等、数多くの業界TOPクライアントを担当。 現在は、プロダクト戦略局にて、クライアントのCVR改善に特化したグループの立ち上げを行い、グループマネージャーを務める。

なぜ企業にとって『アクセス解析』『UI/UX最適化』が重要なのか?

かつて、企業のWebサイトといえば、会社案内などの情報を発信することを目的とするものがほとんどでした。しかし最近では、自社製品やサービスの紹介を行いながら売上アップを目的としたり、Web広告で集客を行いながらコンバージョンを高めることを目的としたサイトが多数を占めています。
 
アクセス解析は、例えば、サイトを訪問したユーザーがどこから来たのか(オーガニック経由か、広告経由か、あるいは他サイトからのリンク経由かなど)、また、ユーザーの滞在時間やPV数、離脱率などのあらゆるデータを取得し解析を行います。
アクセス解析は、企業が自社のサイトの現状を知り、目的としている指標(訪問数やCV)を増やすために重要な手段の1つです。
 
本コラムでは、アクセス解析の目的や重要性についてお伝えしていきます。

企業が抱える課題と、アクセス解析を行う目的

インターネット広告市場は年々増加の一途を辿り、2015年には1兆1,594億円、前年比110.2%と2桁の伸び(電通調べ)を示す市場規模に成長しており、企業は広告効果をより高めるために、広告クリエイティブの改善やターゲティングによる広告配信の精度向上に積極的に取り組んでいます。
一方で、Web広告・オーガニック流入の受け皿となるWebサイト、特にスマートフォンサイトのUI/UXの最適化ができている企業はまだまだ少ないのが現状です。インターネット広告において、スマートフォンのトラフィックが過半数を占めるサイトが増える中、スマートフォンサイトにおけるUI/UXの最適化は企業にとって重要な課題となっています。 
 
アクセス解析を行う目的は、そのままサイトの目的へとつながります。
例えば、「企業イメージをプロモーションしたい」という目的の場合、訪問数を増やし、多くのPVを得ることができれば、目的達成となります。
他にも「サイトからのCVを増やしたい、サイトのCVRを上げたい」「流入元やコンテンツごとのCV貢献の差を見たい」などの、細かい目的に対応するためにも、アクセス解析が役立ちます。
 
また、アクセス解析を行うことで、思いもよらぬページにアクセスが集中していたり、ユーザーにほとんど閲覧されていないページを発見できたりするなど、サイトの改善点が明確になってきます。
UI/UXが良く、サイト上で目的がスムーズに達成できるような導線構築をすることが、アクセス解析を導入する目的となります。さらに、その解析結果を元に、PDCAをまわし、改善を繰り返していくことが重要です。

さて、「アクセスログ解析を定期的に分析し、レポート作成をしている」という話はよく耳にしますが、では実際に「アクセスログ解析の結果を具体的な改善につなげている」という企業はどれくらいいるでしょう?
 
また、組織的な問題点や課題として、「Web業務に必要なスキルを持った人材が不足している」「そもそも自己流の解析をしていて、見るべき指標やポイント等が正しいのかが不安」「社内のリソースがまわらず、実装にも時間がかかる」という声が多数を占めているようです。

​アクセス解析・UI/UXコンサルティングサービス

こうした背景から、広告主のみなさまがより効率的な広告施策を展開できるよう、当社では、広告・オーガニック経由で流入したユーザーの行動分析と改善施策の提案・実装までを提供する、アクセス解析・UI/UXコンサルティングサービスを展開しています。
 
まずGoogle AnalyticsやAdobe Analytics等のアクセス解析ツールを用いて分析を行い、サイト全体から課題を抱えているページを特定し、明確にします。そのページにおけるユーザー行動をヒートマップ等で可視化することにより、課題を深堀りし、データドリブンな改善施策を提案します。
 
また、解析ツールとヒートマップを使った、分析・改善施策の提案だけでなく、ABテストツールを活用して改善施策の実装をすることにより、より高速なPDCAのワンストップサービスを実現させることが可能です。
 
◆アクセス解析
サイバーエージェントのアクセス解析コンサルティングは、アクセス解析によるサイトの問題提起、KPIの設定、戦略立案、戦略策定まで改善の一連のフローをワンストップでご提案します。
クライアントのWebマーケティング戦略~目標達成までのプロセスをトータルに設計。
改善策の立案・実施・効果検証のPDCAサイクルを繰り返すことで、クライアントのビジネス価値を最大にする最適なサイトへと変えていきます。


▼アクセス解析の全体像
◆UI/UXコンサルティング
「UI/UX最適化」=サイトやAppに訪れたユーザーのユーザビリティーを向上させ、CV数やリピーターを最大化する施策のことを指します。KPIとして主にCVRを指標とするケースが多くあります。
WebサイトやAppのアクセスデータ解析に基づき課題を可視化し、課題に基づいて導線設計やUI/UXを最適化、既存集客効率の最大化を図り、サイトやApp内の回遊導線やCV経路を分析し、弱点や離脱ポイントを改善していくため、流入したユーザー全ての改善施策になります。
そのため、自然検索からの流入はもちろん、サイトやAppに送客させる広告すべてに対する改善につながります。
 
サイバーエージェントのUI/UX最適化コンサルティングでは、サイトの内部改善・CVR改善だけでなく、広告予算アロケーションの最適化までコンサルティングができます。
自然検索経由はもちろん、その他広告からの流入効率も合わせて分析し、集客コンディションを把握します。そこから事業の伸ばしどころ、予算配分の最適化、CVRの伸びシロ戦略をご提案し、施策・改善案の実行、効果検証のPDCAを回しながら、クライアントの目標達成をサポートします。
 
サービス内容

✔ 計測ツール設計サービス
計測ツール(Google Analytics、Adobe Analytics等)導入の際、どのポイントでイベントやタグを設定すべきかの設計や、また、現状設定済の状況を確認の上、より分析しやすい設定のアドバイスをいたします。
 
✔ アクセス解析コンサルティング
定期的にデータを取得、分析、課題点と改善案の提示、打ち合わせの実施等、クライアントの目標達成に向けて、PDCAを一緒に回していきます。
 
✔ UI/UXコンサルティング
モバイルフレンドリー、AMP(Accelerated Mobile Pages)、LPのマッチング、デザイン、使いやすさ等、UI/UXを向上するための要素を分析しサイト改善を行います。
提携パートナーと連携し、ヒートマップを用いた数値だけではないユーザー行動の分析や、ABツールを活用したスピーディーなPDCAにより、効率よくUI/UXの最適化を図り、最終受け皿であるWebサイトやAppのCVR向上を目指します。

◆問い合わせ先
株式会社サイバーエージェント インターネット広告事業本部 プロダクト戦略局
uxdivision_pub@cyberagent.co.jp

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